子供にワキガが遺伝したときに

子供にワキガが遺伝したときに

ワキガというのは親から子へ遺伝することがあります。というのもワキガは体内にある汗腺が原因となるもので、汗腺は遺伝的要因によってその量が決まりやすいからです。

ですから両親(どちらか片方だけにせよ)がワキガである場合、子供にそれが遺伝する確立はあります。

では、子供にワキガが遺伝してしまったかもしれないという時に、お父さんお母さんとしてはどう対処すればいいのでしょうか。

子供に伝えるか、伝えないか

まず考えるべきは子ども自身が自分の臭いに気づいているのかという点です。ワキガの臭いに限らず、人間は自分の臭いには鈍感なものです。人から指摘されない限りなかなか気づかないケースもよくあります。

親として子供へその事実を伝えるべきかおそらく悩むことでしょう。

これはとても複雑で繊細な問題です。ここでこうするべき、ということはとてもできません。

しかし、ひとつだけ伝えておかなければいけない事実があります。それは、本人がワキガを自覚しない限り積極的な対策はできないということです。

子ども自身がワキガだと気付きそれを治したいと思わない限り親としても協力はできないのです。これをやれば必ず治るという治療法はまだありませんが、治療・手術の方法もあります。

また、制汗剤や消臭クリームを使ったりするケアの方法だってあります。

前向きに改善する努力をするには現実を受け止める必要があるのです。

ワキガといじめの問題について

小学校・中学校・高校と子供が思春期のときに必ずぶつかるのがイジメの問題です。とくにワキガはからかいの対象となりやすいものです。イジメにも直接危害を加えるレベルのものから陰口などの精神的なレベルまで様々です。

ワキガだから必ずいじめられるとは決していいませんが、多かれ少なかれお子さんはイヤな思いをすることがあるでしょう。そんなときに親としてできる一番のことは子供をありのまま受け止めてあげることです。

ワキガを治す方法を調べてあげたり、消臭グッズを買ってあげたりも大事なのでしょうが、一番は親だけはワキガだろうがなんだろうが子供を受け止め愛してあげることです。他の誰が敵だとしても、親だけはずっと味方でいてくれるということが子供にとってどれだけ心強いことか。

そして、子供の話をよく聞いてあげてください。解決しようとして話を聞くのではなくただ聞いてあげるのです。そういう存在でいればきっと子供も安心しますし救いになるはずです。

その上で、治療法やケアの方法を一緒に探していきましょう。